宅建や行政書士など、スクールや通信講座を使わずに独学で取得してきた。
社会人になると、仕事だけでは自分の成長を実感しにくい。
資格に挑戦して目に見えるレベルアップは、ゲーム感覚で進める感覚に近い。
やり方は特別なテクニックではなく、道具と習慣を工夫するだけ。
限られた時間でも効率よく学習を進めるための方法、道具の揃え方、隙間時間の使い方などを、実体験ベースでまとめている。
用意するもの

テキスト・過去問
テキストと過去問は、同じ出版社の同じシリーズのもので揃える。
テキストは1冊に絞ることで迷わず集中できる。
初めて触れる分野でも1冊を徹底的に読んだことで、「全体像」と「重要ポイント」が頭に入りやすくなった。
どの分野でもAmazonのランキング上位のものを選んでおけば大差ない。
※まれに試験のさわりだけの薄い解説テキストもあるのでそういうやつは避ける。
試験用アプリ
大抵の資格には専用の勉強アプリが作られているので入れておく。
一問一答形式で回答がすぐ出るアプリを活用。通勤電車や昼休み、ちょっとした待ち時間でも学習できる。
アプリは短時間で考えさせる形式なので、動画やテキストより記憶に残りやすい。
付箋
理解度や重要度に応じて貼る。後で追加したり、重要度が増したら書き込みやアンダーラインを足す。
特定の箇所だけ付箋だらけになったときは、「本当に覚えるべき部分」とすぐわかる。
大きめの紙
ノートは不要。罫線なしの大きな無地の紙(A3コピー用紙など)がおすすめ。
紙1枚に1日の学習内容をまとめて書き、最後に見返すだけで理解度をチェックして捨てる。
お気に入りのペン
【重要】書く気にさせるペンを選ぶ。かっこいい、かわいい、見た目や手触りが好きなペンは自然と手が動く。
万年筆やちょっといいペンで書くと作業自体が楽しくなり、勉強開始のハードルが下がる。
基本姿勢

習慣化する
やる気がなくても必ず毎日やる。やらなくてもいい日は絶対に作らない。
「とりあえず手を動かすだけ」の日も作った。5分でもいい。やってみると、意外と頭が回り出す。
※チャッピーによると心理学的にも習慣化するとモチベーションに頼らず継続できるらしい。
「習慣というのは、同じ行動を繰り返すことで自動的に起こる反応に近くなる。これは心理学の研究でも示されている(例:ある行動が繰り返されると、自動化される習慣になるという知見)。」
「繰り返しが習慣形成につながり、意志ややる気に頼らず続けられるようになる可能性が報告されている。」
「ある研究では、日常的な行動が自動的になるまで平均66日かかったという知見があり、これは頻度と反復が習慣化に重要ということを示している。」
立ち止まらない
わからない箇所は保留して、とにかく次に進む。詰まるより先に進んだ方が頭に残ることが多い。
付箋に「わからない」と書いて貼っておけばOK
例えば初めて簿記のテキストを読んだとき、最初は仕訳の意味がわからなかったが、そのまま進めて後で付箋を確認したら理解がスッと入った。
テキストの進め方
1冊を信じる
複数のテキストに手を広げない。迷いが減るだけで集中力が全然違う。
初めて読む分野でも1冊に絞ったことで、後で復習する際にも迷わない。
流し読み中心
読み込まない(理解しようとしない)、流し読みでOK。
わからない箇所で立ち止まらず最後まで流すことで理解は繰り返す中で固まる。
まず、この辺にこんな感じのことが書いてあったくらいの全体像を把握するために数回流し読みする。
必要になったときに重要箇所だけじっくり。
初めてのテキストで挫折しそうになっても、最後まで読むことを優先すると安心感が生まれる。
全体像を先に把握すると、あとから理解が必要な箇所をピンポイントで覚えやすくなる。
アンダーラインは最小限
気になったところ、わからないとこには付箋を貼りまくる。すでに貼ってあっても何度でも貼る。
付箋が大量のところは、自分の重要ポイントなので読み直して「ここだけは絶対覚える」と確信できる箇所だけアンダーラインを引いたり、書き込みする。
アンダーラインは、やりすぎるとやった感だけで頭に残らないので注意。
付箋・問題集・紙の使い方

付箋を貼りまくる
とにかく少しでも気になるところには貼りまくる。貼った箇所のメモを紙に書いておくと1日の振り返りが楽。
問題集は解かない
問題は解かない。問題を読んでから、そのまま答えを見る。
答えを見ながら「なぜこれが正解なのか」と「なぜこれが間違いなのか」を理解。
正解以外の確認もするのがポイント!
終盤になって解くと、理解度の差がはっきり見えて弱点を狙い撃ちできる。
紙に書く
ノートは使わず、大きめ紙に自由に書く。
とにかく自由に!キレイにまとめる必要はない、大きく書いたり、小さく書いたり、縦に書いたり、イラストもOK。書く行為自体が記憶の定着に役立つ。
1日の終わりに見返して、その紙は捨てる。翌日には持ち越さない。
隙間時間の活用(アプリ中心)
一問一答を繰り返す
短時間で解いて頭を使う。通勤電車や昼休み、待ち時間に活用。
動画やテキストは補助に
やった感だけにならないよう注意。理解が足りない箇所は付箋で保留して後で再確認。
短時間の積み重ね
10分×数回でもまとまった学習時間になる。朝のコーヒータイム、通勤時間、昼休み、ちょっとした隙間時間に少しずつ進める。
解説動画の活用
大抵の試験では、YouTubeにわかりにくい箇所の解説動画があるので最大限活用する。
ただし動画中心の学習にならないように注意!
最終段階

タイミングを決めておく
最終段階(試験勉強の仕上げ)に入るタイミングは、最初に決めておく。
インプットに不安があっても決めた通りにアウトプット期間に移行することが大事!
回答スピードアップを意識する
試験によっては制限時間が結構ギリギリなものもあるので、自分の回答所要も把握しておく。
時間配分の感覚を身体で覚えると本番がラクになる。
初めて模試を受けたとき、時間配分を完全に間違えて焦った経験がある。
直前期は模試中心
直前期は過去問でなく、全体模試を中心に取り組む。
模試のみで販売されていることが多いので色々な種類をできるだけたくさん受ける。
- 全体像の確認
模試ではテキスト全体から幅広く出題されるため、自分の理解できていない分野や偏りを一目で確認できる。 - 弱点の発見と重点学習
模試で間違えた箇所を確認して復習すれば、残りの時間を効率的に使える。
直前期は「新しいことを覚える」よりも「知識の穴を埋める」ことが重要になる。 - 試験本番の心理的準備
本番に近い形式で解くことで、時間や問題量へのプレッシャーに慣れる。
まとめ
- 勉強は必ず毎日やる(短時間でも)
- テキスト1冊を軸に流し読み+重要箇所だけじっくり
- 付箋で重要箇所を可視化、必要ならアンダーラインや書き込み
- 問題集は理解中心、解くのは終盤
- ノート不要。紙に自由に書き、ペンで書く作業を楽しむ
- 隙間時間はアプリで効率的に活用
- 最終段階は模試中心
スクールに頼らなくても知識は十分定着する。大事なのはテクニックよりも続けることと楽しむこと。
紙に書いて捨てる、小さく積み上げる、隙間時間を活用する――このシンプルな積み重ねだけで、社会人でも資格取得は現実的になる。


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