Macをワンキーでスリープする方法


Macで素早くスリープ状態にする方法を紹介します。

この様なひとに特におすすめの内容です

  • シャットダウンせずにスリープを活用したいひと
  • 離席時にスリープを多用するひと
  • 普段使わないキーを有効活用したいひと
目次

スリープにショートカットキーを割り当てる

QMK/VIA対応キーボードはこちら

macOS Sequoia バージョン15.2での設定方法です。

まずは、キーボードショートカットでスリープができるように設定します。

STEP
「システム設定」を開く

Appleメニュー(アップルマーク) → 「システム設定」を選択します。

STEP
キーボードショートカットの設定

「キーボード」 → 「キーボードショートカット」を選択します。

左側メニューから「アプリのショートカット」を選択し、画面右の「+」をクリック。

STEP
新しいショートカットを追加

「アプリケーション」:すべてのアプリケーションを選択
「メニュータイトル」スリープと入力(正確に入力してください)
「キーボードショートカット」:他で使われていない好きなショートカットキーを設定(例:option + command + Q)

STEP
割り当ての確認

ショートカットを設定した後、Appleメニュー内の「スリープ」にショートカットキーが反映されていることを確認します。

設定したショートカットキーを押すだけでスリープ状態にできるようになった!

キーボードのキーにスリープを割り当てる

キーボードの特定のキー1つにショートカット設定したスリープ機能を割り当てます。

無料のアプリ「Karabiner-Elements」を使用します。

Karabiner-Elementsは、Macでキーボードの動作を細かくカスタマイズできる無料のアプリケーションです。キーのリマップ(割り当て変更)や、特定のキーに機能を追加するなど、自分好みにキーボードの設定を変更できます。

Karabiner-Elementsのダウンロードとインストール

下記の公式サイトから「Karabiner-Elements」をダウンロード、インストールしてください。

インストール後は初期設定をしてください。
詳しくは公式サイトのドキュメント(インストールの項目)を参照してください。

必要なキーの調査

「Launchpad」から「Karabiner-EventViewer」を開きます。

「Main」を選択して割り当てたいキー(insert,home,endpageup,pagedownなど)を押します。
※複数あるキーのどちらか一方(右側のControlなど)も可能です。

「Keyborad & pointing events」に表示される「key_code」をメモしておきます。

今回は、キーボード「Keychron K8」のマイクキーを使用します。

マイクキーは、「fn + spacebar」

ルールを作成する

Karabiner-Elementsを開き、「Complex Modifications」タブを選択。

「Add your own rule」をクリックし、自分専用のルールを作成します。

入力済みのコードを消して、下記のコードをコピペしてください。

{
    "description": "マイクでスリープ",
    "manipulators": [
        {
            "from": {
                "key_code": "spacebar",
                "modifiers": { "mandatory": ["fn"] }
            },
            "to": [
                {
                    "key_code": "q",
                    "modifiers": ["option", "command"]
                }
            ],
            "type": "basic"
        }
    ]
}

必要箇所を自分の環境に合わせて修正します。

description:作成するルールの名前
from:入力元のキー
(key_code)メモしたkey_codeに書き換え
(modifiers)同時押しキーがある場合に指定。無ければ行を削除
to:割り当てするショートカットキー(option + command + Qにした場合は修正不要)

「save」を押してルールを保存します。

キーを押してスリープが動作することを確認します。

ワンキーでスリープができた!!!

設定に少し手間をかけるだけで、毎日の操作がぐっとスムーズになります。自分の使い方に合った方法を選んで試してみてください。きっと、Mac操作がもっと便利で快適になるはずです!

離席時や作業の切り替え時にスリープを活用して、バッテリーの節約やセキュリティの強化につなげましょう。この記事が、皆さんのMacライフをさらに充実させる一助となれば幸いです!

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